今年のトレンドは「推し活」?多様化する現代のバレンタインとは?

今年のトレンドは「推し活」?多様化する現代のバレンタインとは?

今年もバレンタインの季節がやって来ました。好きな相手に贈る「本命チョコ」、好きではない相手に渡す「義理チョコ」、そして友人同士で交換するのが楽しい「友チョコ」。現代はバレンタインも多様化しており、楽しみ方も広がってきましたね。そんな中、また新しい「推しチョコ」というワードが生まれたのをご存知ですか?その言葉通り、「推し」に渡す「チョコ」のことなんです。応援している有名人や好きなアイドルを指す「推し」という呼称が広まったのもここ数年。そんな「推し」のために、バレンタインチョコを用意する人が増えているというのは、一体どういうことなのでしょうか?現代のバレンタイン事情を徹底解説していきましょう。

Z世代に定着した「推し活」とは

ここ数年で、Z世代を中心によく使われるようになった流行語「推し活」。アイドルやキャラクターなど、それぞれがご贔屓にする対象を愛でたり応援したりする活動のことを指します。具体的には、規模の大きいものだと推しのライブに行ったり、聖地巡礼をしたり、推しに関わる場所に出向くという行動が挙げられます。日常的にできることといえば、グッズを買ったり、推しと同じものをお揃いで持ったり、推しを誰かにおすすめしたりという活動も含まれます。「推しを応援するための活動」という広い定義で括ることができれば、すべて推し活と呼んで良いでしょう。

チョコも「推し」のため!?現代のバレンタイン事情

そんな、日々推し活に励んでいる人たちにとっては、バレンタインも当然ながら「推し」のためにあります。では、「推しのためのバレンタイン」とはどういう意図で行っているのでしょうか?

「推し」に感謝の気持ちを伝えたい!

推し活をする人は、単に推しの顔がタイプだったり、好きで応援していたり、という軽い気持ちではないことがほとんどです。心の底から応援していて、日常生活がほぼ推しで埋め尽くされているくらい、時間や労力を捧げている人が多いので、推しへの思いの強さも計り知れないのです。「推しが今日も元気に生きていることに感謝する」というのも推し活の一種だと言われるくらい、推し活をする人は感謝の気持ちを持っています。バレンタインも、推しへの日ごろの感謝のきもちを表すためのイベントだといっても、過言ではないのでしょう。

直接渡せないので自分のご褒美としても

推しのためにバレンタインのプレゼントを用意しても、直接渡せる人は少ないでしょう。推しが実在の人物だとしても、アイドルや俳優の場合はセキュリティの観点から、食べ物は受け取れないケースが多いですよね。推しが2次元のキャラクターだったり、動物など人間以外の生き物や、また概念だったりする場合もあります。そんな推し活バレンタインで用意するスイーツは、まわりまわって自分へのご褒美となることが多いようです。推しのために用意したスイーツ。推しに食べてもらえないなら、他に食べるべきなのは自分しかいませんよね。推しの動画や写真を見ながら、まったりスイーツを食べる時間もまた、推し活バレンタインの醍醐味なのです。

「推し活バレンタイン」って何をするの?

さて、推し活バレンタインの目的が分かったところで、どんなバレンタインの過ごし方をするのかも気になりますよね。推し活バレンタインの全貌を見てみましょう!

「推し」を思いながらスイーツを作る

推しの好きなスイーツを手作りしたり、「推し色」と呼ばれる、その人のテーマカラーとされている色をベースにしたお菓子を作るなど、推しに関連する手作りスイーツを用意するという人が圧倒的に多いのだそうです。推しを思いながら一生懸命作ったバレンタインスイーツが完成したら、推しグッズとともに写真に収めます。まるで推しと一緒に過ごしているかのような、素敵なバレンタインの思い出になるのだそうですよ。

「推し」の好きなお菓子を買って食べる

推しがプロフィールなどで公開している好物を買って、バレンタインに食べるというのも、推し活バレンタインの一般的な過ごし方だそうです。同じ日、同じ時間に推しも同じお菓子を食べているかもしれない…そんな推しへ思いを馳せながら、彼らの好物を食べるのが至福の時間。自分のご褒美にもなりますし、”好きな人の好きなもの”を食べるというのは幸せな気持ちになりますよね。

「推し友」と一緒に過ごす

推し活をするにあたって、推し友の存在はとても大切。情報交換をしたり、一緒に推し活に励んだりすることで、推し友との絆も深まっていくのです。バレンタインを推しのために過ごすということは、同じ人を推す「推し友」と共にイベントに参加したり、推しに関係のあるスポットを巡ったりする形で、推しバレンタインを過ごす楽しみ方もあります。なお、推し友というのは推し活をする人全員が持つ友ではないことにも、気を付けるべきでしょう。中には、推しを独占したい思いが強く、同じ人を推す仲間を受け付けないという主義の人も。推し活をするにあたっては、マナーを守った交友関係も必須とされるようです。

「推し」の祭壇にチョコを置いて祝う

推し活をしている人の中には、推しの写真やグッズなどコレクションを大切に保管するための「祭壇」を用意している人も多いのです。

https://twitter.com/yumekame_222/status/1618981773836451841?s=20&t=NNwUcbyuW09BlUpHkl9m1w

推し活をしている人にとっては神のような存在である「推し」。バレンタインには、その祭壇にチョコを飾って楽しむ人もいるのだそうですよ。

「推し」が行っていたカフェでスイーツを食べる

推しが俳優さんなどテレビで活躍する人であれば、ドラマや番組で訪れたお店をチェックするのも推し活の1つ。バレンタインには、推しが行ったカフェを実際に訪れ、同じものを注文したり、推しの写真をテーブルに置きながら一緒にバレンタインスイーツを楽しむ…という過ごし方をされる人もいるのだそう。また、推しがCMに出ていたり、パッケージになっているバレンタイン限定のお菓子を買うというのも、手軽にできる推し活バレンタインですね。

https://twitter.com/ibkzrxxx/status/1620357408118931459?s=20&t=NNwUcbyuW09BlUpHkl9m1w

まとめ

現代、さらに多様化するバレンタインの過ごし方。数年前、いつも頑張る自分に向けたご褒美チョコを買うというブームが起こりましたが、最近では2次元や概念に対する思いをバレンタインで表現する人が増えているのですね。コロナ禍でおうち時間が増えたことで、アニメ「鬼滅の刃」が大流行したこともあり、自粛期間を充実させようと前向きに生きた現代人が成し遂げた、文化の進展なのではないでしょうか。今年も多数展開されている、推し活バレンタイン用のスイーツやグッズも、まだまだ注目を浴びそうです。