ネバダたんと呼ばれている人物を知っていますか?ネバダたんとは、日本中を震撼させた、佐世保小6女児同級生殺害事件の加害女児のあだ名。2004年に起こったこの事件は、子どもが子どもを殺害するという信じがたい経緯。さらに、加害女児と被害女児の間にはインターネット上のトラブルもあったといい、現代社会を象徴する事件として、大きく注目を浴びました。さて、そんな事件のあと「ネバダたん」というあだ名をつけられた加害女児・辻菜摘さんの現在について、調査してみたいと思います。
この記事の目次
ネバダたんが起こした佐世保小6女児同級生殺害事件とは?
ネバダたんが加害者となった、佐世保小6女児同級生殺害事件。平日の小学校、児童たちも大好きな給食の時間に、事件は起きてしまいました。ネバダたんこと辻菜摘さんが、クラスメイトの女児をカッターで切りつけたのです。ネバダたんと呼ばれるようになったのは、加害女児・辻菜摘さんがネバダと書かれたパーカーを着た写真が出回ったことに起因しているそうですよ。
もともとは仲良しだった加害女児と被害女児
ネバダたんと被害女児・御手洗怜美さんは、もともと仲が良かったそう。そんなある日、ふざけて御手洗さんがネバダたんをおんぶしたときに「重い!」と言ったそうなんです。それを聞いてネバダたんは「失礼しちゃう!」と返します。すると、その言い方がぶりっ子だと、インターネットに悪口を書かれてしまいました。それが決定打となり、ネバダたんは御手洗さん殺害を決意したのだそう。
止血手当をされるも、死亡
御手洗さんは、教員たちの必死の救命措置の甲斐なく、死亡が確認されました。ネバダたんは、御手洗さんの首などを切りつけたあと、すぐに助けを呼ぶこともせず、15分間にわたり蹴り飛ばしたり、踏んだりしながら、御手洗さんが息耐えるのを確認していたそうですよ。
ネバダたんの現在は?
児童自立支援施設を出て、法務省関係者の養子に
あれから10年弱が経過し、ネバダたんは栃木県にある「国立きぬ川学院」という児童自立支援施設を出て、法務省関係者と養子縁組をしているそう。父親は佐世保の自宅に残り、母親と姉は一緒に栃木に転居しているそうですが、別の人物の養子となっているのですね。児童自立支援施設では極めて従順な模範生だったそうで、時折面会に来る家族に対しても、感情的になることなく世間話をするだけで、ホームシックになることもなかったそう。そして、被害者遺族に対する謝罪も、一度たりともなかったのだとか。
アスペルガー症候群と診断も
ネバダたんは児童自立支援施設で、若干の情緒面の遅れがみられたものの、発達障害と呼ばれるほどではなかったそう。しかし、アスペルガー症候群の診断は下りたそうです。
結婚しているという噂も
ネバダたんは事件後、養子縁組をし改名も済ませているため、事件当初の名前ではなくなっています。さらに、結婚している可能性もあるといわれているのです。しかし、結婚に関しては噂止まりで、有力な情報ではありませんでした。
まとめ
日本中を恐怖の渦に巻き込んだ、佐世保小6女児同級生殺害事件。さらに恐ろしいのは、その加害女児であるネバダたんが、現在名前を変えて社会復帰しているという点でしょう。かつて同級生を刺殺した加害女児が、今自分の近くにいるかもしれない…考えただけで背筋が凍りますね。事件後、ネバダたんがどこで何をしているかは闇の中。今後、同様の事件が起きないことを祈るばかりです。