夏に観たい!さわやか青春系の映画おすすめ2選

夏に観たい!さわやか青春系の映画おすすめ2選

子どもから大人になるまで誰しもが経験する「青春時代」。大人になってから「あの頃は良かったな・・・」と青春時代を惜しむ気持ちになる方も少なくありません。

そして、夏といえば青春。1度しかない青春をまた味わいたくなる季節ですよね。そんな夏にオススメなさわやか青春系の映画を2つご紹介したいと思います!

①    さよならくちびる

青春の「はかなさ」や人間関係の微妙な「繊細さ」を表現した、音楽ロードムービー『さよならくちびる』は、まさに夏にピッタリの映画です!劇中に登場するハルとレオによる2人組女性ユニット「ハルレオ」が歌う主題歌をプロデュースしたのは、映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌である『ひまわりの約束』の秦基博さん。さらに、劇中の挿入歌の作詞・作曲を担当するのは、『君はロックを聴かない』『マリーゴールド』のあいみょんさん、と人気アーティストが楽曲を手掛けていることにも注目したい作品です。

また、この映画を基にしたノベライズ本も発売されており、映画の中で描かれなかったエピソードや、特にハルの細かい心理描写などが追加されています。映画を見た後に読めば、作品の世界観により浸れること間違いなしなので、こちらも是非チェックしてみてください。

スタッフ・キャスト

『月光の囁き』『どろろ』などの塩田明彦監督が、小松菜奈さんと門脇麦さんをダブル主演に向かえ、若者たちの恋と青春をオリジナル脚本で描きました。

あらすじ

インディーズで注目を集めた、ハルとレオによる2人組女性デュオ「ハルレオ」。お互いに孤独だったふたりが出会い、路上ライブから始まった活動はやがてライブハウスを埋めるまでの人気ぶりとなります。ありふれた友情よりも強い絆で繋がっているふたりでしたが、それぞれの道を歩むため「解散」を決意。ふたりはサポート役であるローディの青年・シマとともに日本縦断の解散ツアーへと旅立ちますが、レオはシマに、シマはハルに思いを寄せ・・・。

複雑な思いを錯綜しながら、日本各地でツアーステージを重ねていくハルレオ。歌詞にしか書くことのできないハルの真実と、歌声でしか出せないレオの想い、隠し続けたシマの本音が明らかになり、ツアーは思いもよらぬ方向へと転がっていきます。

②    メタモルフォーゼの縁側

17歳の女子高生と75歳の老婦人、年の差58歳のふたりの「最初」と「最後」の青春を描いた映画『メタモルフォーゼの縁側』。ふたりをつないだのは、なんと「ボーイズラブ」でした!年齢も立場も全く異なるけれど、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には議論を交わすふたりの友情は、青春を彷彿とさせます!

スタッフ・キャスト

本映画で脚本を務めたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など数々の名作ドラマを手掛けた名脚本家・岡田恵和さんです。女子高生・佐山うららと老婦人・市野井雪の友情と変化を落とし込んだ脚本を、狩山俊輔監督が美しい映像によって表現します。

周囲になじめずこっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の主人公・佐山うららを演じるのは芦田愛菜さん。ドラマ『Mother』で注目を浴びた彼女は、俳優として数多くの最年少記録を塗り替えながら活躍されています。

夫に先立たれ、孤独に暮らす75歳のもう一人の主人公・市野井雪を演じるのは、日本を代表する名優・宮本信子さんです。芦田愛菜さんとの共演は、『阪神電車 片道15分の奇跡』以来、10年ぶりだったそうですよ!

あらすじ

17歳の女子高生・佐山うらら。周りになじめず、日々の唯一の楽しみはこっそりBL漫画を読むことでした。

そして、もう一人の主人公は75歳の老婦人・市野井雪。夫に先立たれてしまい、人生の終わりを考える今日この頃。

ある日、うららがアルバイトをしている本屋さんでレジをしていると、目の前に出されたのは一冊のBL漫画。顔をあげるとそこにいたのが、雪でした。このときの雪はまだBLの意味を知らず、その綺麗な表紙に惹かれて手に取っただけ。しかし、新たな世界に驚きつつも、ボーイズラブの物語に魅了されて、また本屋さんへと向かうのでした。

こうして出会った二人は、次第に友情を深めあっていき、いつしか創作漫画の即売会「コミティア」への出展を目指すようになっていきます。

まとめ

今回は、夏に見たくなるさわやか系青春映画のオススメ2選をご紹介してみました!一度しかない青春をもう一度味わいたいこの季節、映画を見て青春にどっぷりと浸ってみてはいかかでしょうか?