日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を幾度に渡り受賞した竹内結子さん。今もなお多くの人が竹内結子さんの演技に魅了されています。
今回は竹内結子さんの出演作品について紹介します。
あすか
最初に紹介するのは1999年から2000年にかけて放送されたNHK朝の連続テレビ小説「あすか」です。ヒロイン「宮本あすか」が父を追って和菓子職人の道に入り、バブル景気での経営の失敗と幼馴染との結婚を経て、故郷で再起して新しい和菓子を作り上げるまでの約40年間の半生を描いた作品です。本作は竹内結子さんにとって初めての主演作品でした。初主演が朝ドラだったのですね。
ランチの女王
続いて紹介するのは2002年7月から放送されたフジテレビ「月9」ドラマ「ランチの女王」です。同作は洋食店「キッチンマカロニ」を舞台に描かれるホーム・ラブコメディです。竹内結子さん演じる主人公と「鍋島四兄弟」との絆を描いた作品で、この鍋島四兄弟を演じたのも堤真一さん、江口洋介さん、妻夫木聡さん、山下智久さんという豪華キャストでしたよ。竹内結子さんは本作でザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
黄泉がえり
続いて紹介するのは2003年公開の竹内結子 映画「黄泉がえり」です。草彅剛さん主演の本作は、「死んだ人が蘇る」という超常現象をテーマにした根尾真治さんの1999年の小説を原作とした作品です。公開期間は当初3週間の予定だったものの、感動が口コミで広まったことから異例の動員を記録することとなり、最終的に3か月以上のロングランとなった作品です。竹内結子さんは本作でヒロインを演じ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。
いま、会いにゆきます
続いて紹介するのは2004年公開の竹内結子 映画「いま、会いにゆきます」です。本作は市川拓司さんの2003年のファンタジー恋愛小説を原作とした作品で、竹内結子さんと中村獅童さんが主演を務めました。竹内結子さんは本作でも日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞、2年連続での受賞を果たしました。
竹内結子 インタビュー映像 ‘いま、会いにゆきます’ (youtube.com)
春の雪
続いて紹介するのは2005年公開の竹内結子 映画「春の雪」です。原作は三島由紀夫さんの長編小説「豊饒の海」4部作の第1部にあたる同名小説です。まだ日本に華族や爵位が残る大正時代初期を舞台にした、悲恋を描いた作品で妻夫木聡さんと竹内結子さんが主要人物二人を演じました。日本アカデミー賞で多くの賞を受賞した作品でもあり、竹内結子さんは本作で三年連続の優秀主演女優賞を受賞しています。
ストロベリーナイト
続いて紹介するのは、フジテレビで放送されたドラマ「ストロベリーナイト」です。誉田哲也さんの警察小説シリーズ「姫川玲子シリーズ」を原作とした作品で、2012年の連続ドラマのほか、スペシャルドラマや映画化が行われた人気シリーズです。竹内結子さんは同シリーズで主人公「姫川玲子」を演じましたよ。
ふしぎな岬の物語
続いて紹介するのは、2014年公開の竹内結子 映画「ふしぎな岬の物語」です。森沢明夫さんの2012年の小説「虹の岬の喫茶店」を原作とし、主演の吉永小百合さんが自ら映画の企画者を担当した作品です、本作も日本アカデミー賞で様々な賞を受賞した名作、竹内結子さんは優秀助演女優賞を受賞しました。
コンフィデンスマンJP
最後に紹介するのは人気シリーズの「コンフィデンスマンJP」です。2018年にフジテレビで連続ドラマが放送された同作は、後に映画シリーズ化、竹内結子さんは2019年公開の「ロマンス編」と2020年公開の「プリンセス編」に出演しました。プリンセス編は竹内結子さんの遺作。竹内結子さんの出演作品を見ると、竹内結子生きてるとまだ思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
竹内結子さん、三浦春馬さん出演の「コンフィデンスマンJP」トレンド1位に「泣ける」などの声― スポニチ Sponichi Annex 芸能
最後に
今回は竹内結子さんの出演作品について紹介しました。
様々な作品でドラマ、映画の女優賞を受賞した竹内結子さん。彼女の名演は作品を通して後世にも伝わっていくのでしょう。