芦原妃名子自殺の経緯とは?主演・木南晴夏も著作権を侵害していた?

芦原妃名子自殺の経緯とは?主演・木南晴夏も著作権を侵害していた?

2024年、テレビ、マンガ業界に衝撃が走りました。大人気漫画の日本テレビ系列でドラマ化された『セクシー田中さん』の作者芦原妃名子さんがドラマの脚本を巡って自殺する事件が発生したのです。

これまで東村アキコさんの『東京タラレバ娘』など、多くの漫画が映像化され、ドラマの視聴率も高かっただけに、非常に残念なニュースとなりました。

それほど衝撃的だった芦原妃名子さんの自殺ですが、いったい何があったのでしょうか。主演の木南晴夏さんも著作権の侵害が噂されていますが、本当なのでしょうか。

今回はこの芦原妃名子さんの自殺について経緯も含めて紹介していきます。

芦原妃名子 自殺の概要

文春オンラインによる記事によると、芦原妃名子さんは2023年1月29日に栃木県日光市の川治ダムで遺体で発見されました。

1月28日午後4時頃に関係者が警視庁大崎署に芦原さんの行方不明届を提出し、翌日の29日に遺体が発見されたとのこと。自宅からは数行で行方をくらませた理由などが書かれた遺書が見つかっており、自殺だと断定されています。

脚本トラブルが原因?時系列まとめ

ここからは芦原妃名子さんが自殺するまでを時系列でまとめていきます。

①ある条件付きで実写化が発表

2023年8月1日に漫画に忠実に制作するとう条件で、2023年10月期ドラマ「セクシー田中さん」実写化が発表されました。

②脚本が原作漫画とかなり異なっていたが、校正により8話までは脚本家の元完成

今回の火種となったと言える出来事がここで発生しました。相沢友子さんが書き下ろした脚本が原作とかなり異なっており、差し戻しが必要となったのです。そして、加筆修正を繰り返し、8話まではなんとか原作通りに完成させることができました。

③9話、10話でも脚本の添削は変わらず、芦原さんが担当することに

「漫画に忠実に」という条件のもと実写化が行われてきた作品制作ですが、最終盤の9話、10話になっても添削が必要な状況に変わりがありませんでした。

結局、芦原妃名子さんが添削を行い続け、最終的には漫画制作など、多忙の中時間を捻出して最終盤の9話、10話の脚本を芦原さんが執筆をすることとなりました。

④脚本が・相沢友子さんのSNSへの投稿が話題に

2023年12月に脚本家・相沢友子さんがインスタグラムで9話、10話の脚本を書けなかったことに対して「苦い経験」と投稿し反響を呼びました。

⑤芦原妃名子さんが経緯を説明、相沢友子さんが叩かれる事態に

2024年1月26日に芦原妃名子さんがSNSとブログでドラマの脚本を担当することになった経緯について説明をしました。その文面からは、脚本家の相沢友子さんに対する批判などは感じられませんでしたが、SNSで過剰に反応され、相沢さんが叩かれる事態となりました。

⑥芦原妃名子さんが謝罪を投稿

SNSで相沢友子さんが叩かれていることを受け、2024年1月28日に芦原妃名子さんがSNSで“攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。”と投稿し行方不明となりました。

⑦芦原妃名子さんが遺体として発見される

2024年1月29日に栃木県内のダムで死亡していることが発見されました。

木南晴夏が配布したTシャツも著作権侵害となっていた?

今回の『セクシー田中さん』のトラブルですが、実は脚本以外にも、主演の木南晴夏さんがドラマ関係者に配布したTシャツが著作権の侵害にあたるのではないか、という指摘もありました。

ただ、これに関しては営利目的の作成ではないと思われるため、疑惑で話が終わっています。

最後に

今回はドラマ化によるトラブルで最終的に命を断つこととなった芦原妃名子さんについて、トラブルの経緯をまとめてきました。

上島竜兵 遺書のように亡くなってしまうと、いくら書面で残っていても本心が掴めなかったり、その後どうすることもできませんよね。

芦原妃名子さんも遺書は残しているようですが、今回のトラブルの全容は掴めませんよね。

であるならば、せめて故人が願う幸せと、今後同じようなことが起こらないことを願うばかりです。