『毒入りカレー事件』林真須美の現在は?長女が自殺?長男はどうしてる?

『毒入りカレー事件』林真須美の現在は?長女が自殺?長男はどうしてる?

今から25年前、日本中を震撼させる衝撃的な事件が起こりました。今でも語り継がれる、「和歌山カレー事件」です。楽しく賑わう夏祭り会場で配られたカレーに「ヒ素」が混入されており、4人が死亡する事態に見舞われたのです。そんな恐ろしい事件で逮捕されたのは、近所に住む主婦・林真須美という人物でした。事件の報道で繰り返し掲載される写真で、すでに国民はよく知る顔となっていることでしょう。そんな林真須美 現在どうしているのか?子どもたちはどんな人生を送ってきたのか?調査してみました。

和歌山カレー事件を軽くおさらいしてみよう

1998年の夏、住民たちでにぎわう夏祭りの会場。その際、配られたカレーを口にした住民が、次々と体調不良を訴えました。彼らの症状は「急性ヒ素中毒」。カレーの中に混入していたとみられ、4人が死亡。63人が重軽傷を負いました。その事件から2ヶ月後、近所に住む主婦・林真須美死刑囚が逮捕されたのです。林死刑囚の夫はシロアリ駆除会社を経営していたことがあり、自宅にはヒ素が保管してありました。そのヒ素と、現場から見つかった混入物のヒ素が一致したのだそうです。

林真須美 現在どうしてる?

2009年に死刑が確定した林死刑囚は、大阪拘置所で暮らしています。事件当時の写真よりもほっそりした体つきになったといい、メガネをかけているそう。家族の様子を気にしながら、気丈な様子を見せるたくましい母の一面も見られ、再三にわたる再審請求の棄却に打ちひしがれるも、家族に弱った姿を見せまいとする印象もみられるそうですよ。

林真須美、子どもの現在は?

長男は手紙でやりとりを

林真須美死刑囚の息子は、2023年現在35歳になります。事件当時は10歳で、突然母親が逮捕されるという現実と向き合いながら、これまで生きてきたといいます。林死刑囚とは手紙でやり取りをしているといいますが、25年もの間、一貫として無実を訴え続けている最愛の母のことを、家族として信じながらここまでやって来たそう。事件までの10年間、息子として母を見てきた記憶、自身も訪れたという事件当日の夏祭り会場に関する記憶、そして判決文を照らし合わせ、考えついたのが「家族として母を信じよう」というものだったそう。「林真須美の子どもだと思われないように生きてきた」と語る長男ですが、林死刑囚は長男の面会を何よりも楽しみに、毎日過ごしているといいます。

長女は家族と無理心中

林死刑囚の長女は、自殺しているという噂が囁かれています。その真相は以下の通りです。

2021年、16歳の女子高生が飛び降り自殺をするという事件が起きました。その16歳の少女は、林死刑囚の長女の娘、つまり林死刑囚の孫娘でした。娘が自ら命を絶った後、母親である人物・林死刑囚の長女も、もう1人の娘とともに海に身を投げ、心中を図っていたのです。林死刑囚の長女は事件後、児童養護施設で育ちました。20歳で駆け落ちし、娘を出産。しかし、2009年に林死刑囚の死刑が確定すると、またも事件に苦しめられることになります。それから離婚・再婚を繰り返し2人の娘と暮らしていましたが、それぞれ別の方法で命を絶つという選択をしてしまったのです。

まとめ

林真須美 現在や、子どもたちの現在についても調べてみました。長男は今でも母親である林死刑囚と面会交流をしており、家族として母を信じて待ち続ける思いを告白。そして、長女は死刑囚の娘という十字架を背負う人生の幕を、最悪の形で閉じてしまっていました。被害者や被害者の家族にとってはもちろん、加害者、そして加害者の家族にとっても終わることはない、和歌山カレー事件。この先どんな判決が下されるのか、注目が集まります。