2023年で最高のピン芸人を決める大会「R1グランプリ2023」。ウエストランドさんの「R1には夢がない」発言により、大会はいつも以上に注目され、優勝決定後はヤラセ疑惑まで浮上するといういろいろと騒がしい大会となりました。そんな今大会を制したのは、今回が決勝初進出となった田津原理音さん。カードゲームのネタで決勝1stステージ1位となり、ファイナルステージに進出。見事優勝を果たしました。
そこで今回は、【R1グランプリ 2023】決勝進出・田津原理音の芸歴とプロフィールをまとめましたのでご紹介します。
田津原理音とは
NSCを35期で卒業し、2013年よりデビューした吉本興業に所属しているピン芸人。フリップやカードゲームを使ったネタを得意としています。市松模様の舞台衣装を愛用し、トレードマークとなっていましたが、衣装一式を無くしてしまったことがキッカケで心機一転、市松模様から衣装を変更したそうです。2019年には「第40回ABCお笑いグランプリ」で決勝進出を果たし、2023年には「R1グランプリ」優勝。R1グランプリについては、リハーサルと本番で同じ点数を取るという奇跡を起こしたことで、ヤラセ疑惑など一部でいろいろ騒ぎがありました。しかし公式サイトからも発表されている通り、正真正銘実力で優勝を果たしています。
田津原理音プロフィール
- 名前（ふりがな）：田津原理音（たづはらりおん）
- 生年月日：1993年5月25日
- 年齢：29歳（2023年3月現在）
- 出身地：奈良県橿原市
- 所属事務所：吉本興業
ピン芸人として頭角を現している田津原理音さんですが、NSCを卒業後に高校の同級生とコンビを組んでいた時期もありました。しかし、いろいろ苦になることも多かったそうで、もうコンビを組む気はなく、自分のペースで出来るピン芸人で活動していくようです。
又、R1グランプリを優勝した際のコメントとして、たくさんの人にネタを見てもらい改善していったという、ネタが完成するまでの経緯をコメントしていました。劇場や他の芸人への感謝を欠くことなく、すぐに言葉に出来るのは田津原理音さんが常日頃から感謝することを大切にしているからではないでしょうか。NSC同期には、ゆりやんレトリィバァさん、濱田祐太郎さんと先にR1グランプリを制した二人がおり、NSC35期は3人もR1グランプリを優勝しているという凄い世代になりました。
そして趣味で写真撮影を行っている、写真が大好きな田津原理音さん。2021年には「ネモフィラ祭り2021Instagramフォトコンテスト」でグランプリを受賞。お笑いだけでなく、カメラマンとしてもしっかりと結果を残しているみたいですね。
田津原理音の魅力3選
ここからはピン芸人田津原理音さんの魅力3選をご紹介します。
① 新しいフリップネタ
カードゲームを用いた、従来のフリップネタとは違って、カード名とカードに書かれたイラストを使って笑いを取る新しいフリップスタイル。カードゲーム特有のワードである、箱買いやカード同士のダブり、色違い、レアカードなどのあるあるネタを用いてテンポよく展開される笑いのストーリーに惹かれていきます。
・田津原理音【決勝ネタ】First Stage R-1グランプリ2023 – YouTube
② 絶妙なイラスト
カードゲームネタのお笑いストーリーを支えているのが、カードに描かれたイラストです。凄く上手な絵でもなければ、下手でもない。そんないい塩梅のイラストがネタをしっかりと支えていることで、ネタの分かりやすさ、イメージしやすさ、面白さがしっかりと伝わってきます。気がつけばどんどん田津原ワールドにハマっていきます。
・田津原理音【決勝ネタ】Final Stage R-1グランプリ2023 – YouTube
③タイトルセンスの良さ
カードゲームネタの軸となるカード名が、絶妙なあるあるで面白いです。そんな場面あるあると思ったり、自分自身やってしまってるかもと思うような共感出来るワードが多数あり、ネタが進むに連れて笑いが止まらなくなりました。
まとめ
今回は、【R1グランプリ 2023】決勝進出・田津原理音の芸歴とプロフィールについてまとめてご紹介しました。
R1グランプリにヤラセはなく、面白いネタを作って、面白いと審査員に言ってもらって、田津原理音さんが実力で優勝したのは間違いないでしょう。しかし、夢がない発言から始まり、ヤラセ疑惑まで浮上した今大会は、田津原理音さんにとって色んな意味で心に残る大会になったのではないでしょうか。更にR1グランプリを優勝したことで、4月スタートの新ドラマ『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』に出演することも決まり、活躍の場が今後どんどん広がっていくかもしれません。田津原理音さんが気になった方は是非チェックしてみて下さい。
