WBC2023優勝国はどこ?MVPや大健闘した選手を一挙に紹介!

WBC2023優勝国はどこ?MVPや大健闘した選手を一挙に紹介!

セパ交流戦が終わり、再び各リーグに分かれてリーグ制覇を目指す戦いに入っている日本のプロ野球。各リーグが混戦になっていることで注目度も上がってきていますが、今シーズンのプロ野球人気はそれだけではないようです。

シーズン開幕前の2023年3月に行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)で日本代表が劇的な戦いを見せ、2009年以来の優勝に輝いたことも再び野球が人気となる一端を担っているようです。

そこで今回はそんなWBCで活躍し、これから注目していくべき選手を一挙にご紹介していきます。

WBC2023の結果まとめ

まずは2023年3月におこなわれたWBCの結果を簡単にまとめておきます。

 

成績国・地域試合勝数敗数勝率得点失点
優勝日本7701.0005618
準優勝アメリカ合衆国752.7145128
ベスト4メキシコ642.6673724
キューバ633.5003132
ベスト8ベネズエラ541.8003018
プエルトリコ532.6003417
オーストラリア532.6003223
イタリア523.4002326

 

見事日本代表が3度目のWBC 優勝国に輝きました。準決勝のメキシコ戦は劇的なサヨナラ勝ち、決勝戦はオールメジャーリーガーのアメリカに対してがっぷり四つで勝ち切る強さを見せました。

大会を通して活躍した日本人選手まとめ

では大会を通して活躍した選手を大会の成績と合わせてご紹介します。

大谷翔平(大会MVP)

大会通算成績

投手:2勝0敗1セーブ 被安打5 奪三振11 失点2(自責点2) 防御率1.86

打者:打率.435 本塁打1 打点8 四死球10(敬遠2) 出塁率.606 OPS1.345

日本代表のエース兼打者として活躍し、WBC史上初の2部門(投手部門・指名打者部門)でのオールWBCチームに選ばれた上にMVPを受賞しました。

決勝戦はDHで出場していながら、守備の時間にブルペンへ移動、攻撃になるとベンチへ移動とまず見られない光景を見せてくれました。そして9回に登板すると最後はWBCのもう1人の顔でもあり、チームメイトでもあるアメリカの主将マイク・トラウト選手を三振に切ってとり優勝を決めました。

吉田正尚(大会ベストナイン)

大会通算成績

打率.409 本塁打2 打点13(大会記録) 四死球8 出塁率.531 OPS1.259

1次ラウンドでは5番レフトで出場し、準々決勝からは不振の村上宗隆に代わって4番に座りました。準々決勝のイタリア戦で大会初本塁打を放つと、準決勝のメキシコ戦では同点3点本塁打を放つなど大会記録の13打点を記録しました。日本代表を3大会ぶりのWBC制覇に導くとともに、自身はオールWBCチーム(大会ベストナインの外野手部門)に選出されました。

今永翔太

大会通算成績

1勝0敗 被安打7 被本塁打2 奪三振7 失点2(自責点2) 防御率3.00

日本代表左のエースとして挑んだ今大会は1次ラウンドの韓国戦にダルビッシュ有投手の後を受け2番手として登板し、3回1失点、準々決勝のイタリア戦では1イニング2奪三振と要所を締める投球を見せました。そして決勝戦のアメリカ戦では先発として登板し、トレイ・ターナーにソロホームランこそ浴びたものの1失点に抑えて勝利投手となり、日本の優勝に大いに貢献しました。

岡本和真

大会通算成績

打率.333 本塁打2 打点7 四死球9 出塁率.566 OPS1.278

大会前の評価は村上宗隆選手、山川穂高選手の控えというポジションでしたが、大会前の練習試合などでスタメンの座を勝ち取ると、打棒が爆発。準々決勝戦のイタリア戦では、3点本塁打含む5打点、アメリカ代表との決勝戦では本塁打を打つなど、日本の3大会ぶりのWBC優勝に大きく貢献しました。

ラーズ・ヌートバー

大会通算成績

打率.269 打点7 盗塁2 四死球7 出塁率.454 OPS.693

「ペッパーミルパフォーマンス」で一躍時の人となったラーズ・ヌートバー選手は攻守にわたって発するプレーを見せ、チームに勢いをもたらしました。特に1次ラウンドの韓国戦、1点リードの5回1死一塁の守備で、中前に落ちそうな打球に猛チャージすると、頭から飛び込んで見事にキャッチしました。ベンチで見ていた大谷翔平も、頭を抱えながら喜ぶほどのビッグプレーで相手に流れを渡さず、結局9点差での大勝に大きく貢献しました。

最後に

WBC2023で3大会ぶり3度目の優勝を果たし、大会で特に活躍した日本人選手についてまとめてきました。大谷翔平、吉田正尚両メジャーリーガについてはさすがの一言でした。個人的なMVPは岡本和真選手でした。最初はレフトでの起用も、と噂されるほど期待感は低かった中で、結果でスタメンを勝ち取り、終盤の大切なところでダメ押しができる選手というのは貴重ですよね。岡本選手自身はメジャーへの憧れも口にしていますし、近い将来メジャーで活躍する姿も観れるかもしれませんね。

次回大会は2026年と3年後なので、今回の中心選手はまだまだ出場の可能性も大いにありますし、今回は選出されませんでしたが、国内外で力をつけ、虎視眈眈と侍ジャパン入りを狙っている選手も多くいますので、今後が楽しみですね!

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