2023年に大きく報じられた、中古車販売会社・ビッグモーターの不正問題。現在は社長が交代し、新改革を試みながら会社の立て直しを図っています。この記事では、涙ながらに会見をした前社長の兼重宏行氏について、調査してみたいと思います。不正の指示やパワハラなどの疑惑が消えない、兼重氏。果たしてその真相、そしてこれまでの経歴とは?
この記事の目次
兼重宏行の基本プロフィール
https://twitter.com/taritariblog/status/1683666577722572800?s=20
- 生年月日:1951年9月13日
- 年齢:71歳
- 出身地:山口県
株式会社ビッグモーターの前身となる、兼重オートセンターを創業した兼重宏行氏。畑仕事をする山口県の実家で、きょうだいの4番目として生まれた兼重氏は、自衛隊と自動車ディーラーでの勤務という、異色の経歴を持っています。大学を出ているという情報はなく、起業したのも24歳という若さだったことから、高校を卒業しすぐに就職し、ビジネスについて学び始めたのではないでしょうか。たった一代でビッグモーターを全国区に展開させた、かなりの敏腕実業家といえるでしょう。
法人・ビッグモーターを設立したのは26歳のとき
24歳で設立した兼重オートセンターを法人化したのは、2年後の26歳。多くの企業を買収しながら、ビッグモーターを大企業へと進化させてきました。起業したときにはすでに結婚しており、結婚を機に自衛隊を除隊し、次のキャリアに進んでいるそうです。
実家とは絶縁か
兼重氏の長兄によると、兼重氏から実家と縁を切りたいと言われたことで、今では疎遠状態になっているのだそうですよ。絶縁したのは異父兄弟だそうで、生まれの違いが疎遠の理由になったのではないか、と長兄は語っています。
安部元首相や韓国との関係が噂される理由
兼重氏に関しては、昨年亡くなった安倍晋三元総理や、韓国との縁について情報が流れていることが多いそう。しかし、兼重氏は安部元首相とも韓国とも無関係ということが分かっています。兼重氏の出身が、安部元首相と同じ山口県であること、そして兼重氏の顔立ちが少し日本人離れしているということから、それらの情報が錯綜しているのではないか、といわれていますよ。
兼重宏行、自宅もスゴかった!
なお兼重社長の自宅は緑豊かな模様#ビッグモーター pic.twitter.com/CzPEUtWxcv
— 肉欲棒太郎☺︎PREMIUM (@big_ichimo2) July 27, 2023
兼重氏の自宅は、東京都目黒区にあります。ソニーグループ創業者の1人である、盛田昭夫氏の邸宅の跡地に建てられたそうで、土地だけでも20億円の価値があるのだとか!24歳で起業してからずっと社長を務めている兼重氏。さらにビッグモーターの株を77%も所有しているのですから、裕福なことに間違いはないでしょう。ビッグモーター辞任を機に、軽井沢にも家を建てるという噂も立っているそうで、余生は軽井沢でのんびり過ごすのかもしれません。
息子・兼重宏一もクセ者だった
兼重氏の息子で、ビッグモーター副社長の宏一氏もまた、パワハラに関わっていたとして辞任が発表されています。しかし、兼重氏とともに辞任会見に姿を現すはずが、同席しなかったことで、さらに疑問視されていますね。兼重氏の見えないところでは、息子の宏一氏がワンマン状態だったようで、独断で降格人事を行ったりもしていたようです。
まとめ
現在は退任している、ビッグモーターの前社長・兼重宏行氏の経歴やプロフィールについてまとめてみました。意外にも、学歴なしでのし上がったとみられる兼重氏は、若くして起業し、そのまま70歳になるまで社長として会社を大きく成長させてきたようです。なかなか真似できない敏腕実業家ですが、それゆえワンマン経営になっていたという側面も、否定できないようですね。兼重氏が退任し、新たな経営改革に臨むビッグモーターの今後に、注目が集まります。