長野立てこもり・青木政憲の高校と大学はどこ?経歴も調査!

長野立てこもり・青木政憲の高校と大学はどこ?経歴も調査!

2023年5月、長野県で立てこもり事件が起こったとニュース速報が流れてきたときは、日本中が固唾を飲んで経過を見守っていましたね。最終的に4人の死亡者を出すという最悪の結果になってしまったこの事件。起こした犯人の人物像とは、どのようなものだったのでしょうか?経歴やプロフィールをご紹介します。

長野立てこもり事件をおさらい

被害者は何人?

この事件の被害者は4人にのぼり、全員が死亡しています。男性警察官と住民の男女4名で、詳細は以下の通りです。

  • 70歳女性:犯人の自宅前を通りかかったところ、刃物で襲われる。倒れた場所が立てこもり現場の近くだったために救出が困難で、翌朝に救助された。
  • 66歳女性:70代女性と一緒に、犯人の自宅前を通りかかった。70代女性が襲われたのを見て逃げ出したが、犯人に追いつかれ、同じく刃物で刺される。
  • 46歳男性警部補:事件当時、現場付近を巡回していた。拳銃を持たず、防弾チョッキを装着しないまま現場に駆け付けた。パトカーの助手席に乗っていたところを男に襲われ、さらにその後刃物で複数回刺される。
  • 61歳男性巡査部長:46歳男性警部補とともに、パトカーで巡回していたところを、車の外から男に銃撃される。銃弾は胸を貫通した。 

犯人の動機は?

犯人は、70代女性と66歳女性の殺害動機については「自分の悪口を言われたと思った」とし、46歳男性警部補と61歳男性巡査部長の殺害については「駆けつけた警察官に殺されると思った」と供述しているそうです。一部の報道では、目撃者の1人が「なんでこんなことをしたんだ」と声をかけたのに対し、「殺したいから殺した」と答えていたという話しもありましたよ。犯人は、約12時間立てこもった末に、翌日の明け方、自ら自宅から出たところを確保されました。

犯人の青木政憲容疑者は市議会議長の息子だった!

犯人は、長野県中野市議会で市議会長を務める、青木正道さんの息子であることが発覚しました。立てこもり当時、自宅には母親と叔母がいたそうで、説得を試みていたそう。連絡を受けた青木さんも、犯人である息子と電話で話していたそうですよ。

青木政憲容疑者の経歴とプロフィール

  • 生年月日:1991年または1992年
  • 年齢:31歳
  • 出身地:長野県
  • 出身大学:東海大学情報通信学部

地元の高校、須坂高校に進学

長野県中野市の市議会長・青木正道の長男として生まれた青木政憲容疑者は、地元の県立高校・須坂高校に進学しました。青木政憲高校である須坂高校は有名な進学校らしく、両親は毎日送り迎えをするほど溺愛していたといいます。学校では真面目な優等生という印象が強く、目立つタイプではなかったのだそう。性格も優しく、聞き上手だったという話もありますよ。

首都圏の私立大学に進学するも中退

そして青木政憲容疑者は、高校卒業後に上京。一部報道によれば、一度は青木政憲は大学は農業系に進学したようです。東京の私立の農業系大学とは言われていますが、どこの大学かはわかっていません。とうきょうにある私立の農業系大学だと、明治大学農学部、東京農業大学などが考えられますね。

最初に進学した大学はいじめにより中退。その後、青木政憲 大学は東海大学情報通信学部に進学しているのだそう。しかし、東海大学も人間関係のこじれにより中退し、父親の正道さんが将来を危惧した結果、自衛隊に入隊しました。が、やはり数ヶ月で除隊してしまったそうです。

以降は家業手伝い

父の正道さんは市議会長をしながら、家業である果樹園を経営していました。その果樹園の名前が「マサノリ園」。そう、青木政憲容疑者の名前が使われていたのです。青木政憲 大学や自衛隊を辞めたあと、自分の名前がつけられた、代々続く家業の手伝いをしていました。

母親とジェラート店を経営

さらに、母親とともにジェラート店Gelateria Frutti(ジェラテリア フルッティ)も経営していました。長野県内に2店舗あり、果樹園で採れた果物を使ったジェラートが人気だったそうですよ。

青木政憲容疑者は統合失調症だった?

青木政憲容疑者は犯行動機として「自分の悪口を言われたと思った」、と答えており、これが統合失調症の症状とも思われることから統合失調症だったのでは?とも言われています。

統合失調症の場合、以下のような症状が現れるとされています。

統合失調症の症状でよく知られているのが、「幻覚」と「妄想」です。
幻覚とは実際にはないものをあるように感じる知覚の異常で、中でも自分の悪口やうわさなどが聞こえてくる幻聴は、しばしば見られる症状です。

(引用:こころの情報サイト

いずれにせよ、詳細は裁判で明らかにされることでしょう。

まとめ

以上が、長野立てこもり事件のおさらいと、犯人の人物像についてのご紹介でした。地元では名の知られた名家の長男だったという青木政憲容疑者。幼少期に人とコミュニケーションが取れなかったことで、大人になっても人知れずトラウマや傷を抱えていたということです。被害妄想により、4名もの尊い命を奪った犯人。その悪質極まりない行動は許しがたいですが、長野県中野市に再び穏やかな毎日が戻ることを願うばかりです。

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