南野拓実|不出場ながらCL決勝戦メンバー入りは快挙!今後の去就は?

南野拓実|不出場ながらCL決勝戦メンバー入りは快挙!今後の去就は?

サッカー日本代表の南野拓実選手が所属する、イングランド・プレミアリーグのリバプール。5月29日に行われた、チャンピオンズリーグでレアル・マドリードに敗れはしたものの、準優勝という非常に素晴らしい結果を残しました。南野選手も、出場こそなりませんでしたが、チャンピオンズリーグ決勝でベンチ入りを果たした日本人2人目の選手という快挙を達成しています。

そんな南野選手ですが、なんと他チームへの移籍の噂が流れています。そこで今回は、南野拓実選手の去就についてまとめていきます!

南野拓実選手の評価

今シーズンの南野選手は幾度となくチームの危機を救っており、南野選手がいなければリバプールは今シーズン無冠だったとも言われるほどです。実際にどのように評価されているのか、ここでは

  • 地元紙のコメント
  • サッカーゲーム上での能力

を評価の指標として、詳しく見ていきます。

地元紙のコメント

まずは、地元紙のコメントをご紹介しましょう。

デーリー・ミラー紙

2022年5月15日に南野選手の特集記事を掲載し、「FA杯とイングランド・リーグ杯の優勝で大きな役割を果たした」と報じました。同紙では、辛口なコメントも多く掲載される南野選手ですが、2大会での活躍はチームの優勝に大きく貢献した影の立役者であると称えています。

リバプールエコー紙

リバプールエコー紙では、南野選手がリバプールに残留すれば「おそらくもう少しチャンスを得られるだろう」とも予想されています。記者の一人は「南野がメンバーの中にいることは、リバプールにとってプラスでしかない」「少なくとも、競うチャンスを与えられる資格はある」と今後への期待を示しているように評価は高いことが伺えます。

一方で、別の記者からは、南野選手自身のためにもリバプールを離れた方がいいという意見もあるようです。「27歳という年齢を考えれば別の場所でキャリアを築くべき」であり、格安で南野を獲得したリバプールにとっても利益が得られることになるという見通しも述べられており、評価が割れている様です。

サッカーゲーム上での能力

意外と侮ることができないのが、サッカーゲームによる評価です。世界的に有名なゲームに『FIFA』と『ウイニングイレブン(eFootball)』がありますので、それぞれの評価を見ていきます。

FIFA

大人気サッカーゲーム『FIFA』の最新作『FIFA 22』において、南野選手の評価(レーティング)は75です。日本人選手の最高が鎌田大地選手(フランクフルト)の79であり、久保建英選手(マジョルカ)が75だったことを考えると、南野選手の評価の高さが伺えます。

eFootball

サッカーのeスポーツといえば『ウイニングイレブン』という方も多いでしょう。その後継タイトルでもある『eFootball』の最新作『eFootball 2022』では、南野選手の総合評価は73です。同じポジションのネイマール選手が85、チームメイトのモハメドサラー選手が93ということもあり、数値だけ見ると今一歩のところも感じられます。

南野拓実選手の移籍に関する噂

2022年6月時点では、南野選手の移籍先として

  • リーズ
  • サウサンプトン
  • ウルバーハンプトン
  • フラム
  • モナコ(フランス1部)

以上の5クラブが興味を示していると報じられています。

中でも移籍が有力視されていると噂されているのが、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンとリーズのようです。サウサンプトンといえば、過去に日本代表の吉田麻也選手が所属していたこともある、日本人に身馴染みのあるチームです。

ちなみに、南野選手の移籍金は1,700万ポンド(約28億円)だそうです。移籍金の歴代最高額は、ブラジル代表のネイマール選手が2017年にスペインのバルセロナFCからフランスのパリ・サンジェルマンへと移籍した際の2億2,200万ユーロ(278億円)。目眩がしてしまうほどの額ですね。

噂の移籍先①:サウサンプトン

サウサンプトンには、昨季後半戦の21年2月からレンタルで在籍したことがあります。古巣ということもあり、チームへの馴染みも問題がない点は移籍にとってメリットとなるでしょう。

噂の移籍先②:リーズ

現在リーズでは、南野選手が以前所属していたオーストリア1部・ザルツブルクを21年6月まで率いたジェシー・マーシュ監督が指揮を執っており、獲得を希望しているようです。

まとめ

出場をすると、必ずといって良いほど結果を残し続けている南野拓実選手。残念ながら、チームメイトに有力選手が多い関係で出場機会が得られず、移籍の噂が絶えません。2022年11月にカタールW杯が開催されますので、出場機会を求めて、移籍するのも選択肢の一つとして適切でしょう。ただ、世界最高峰のチームで練習をするということもまた、最適な選択肢といえます。どこに所属しても全力を尽くす南野選手ですので、後悔しない選択をしてもらいたいですね!