史上2人目の日本人NBAプレイヤー・渡邊雄太のこれまでの成績は?

史上2人目の日本人NBAプレイヤー・渡邊雄太のこれまでの成績は?

世界最高峰のプロバスケットボールリーグであるNBA。日本人史上二人目のNBA選手である渡邊雄太選手が躍動しています!

今回は渡邊雄太選手のNBAでの成績について紹介しますよ。

プロ入り前、アメリカの大学に進学

高校時代から全国大会などで活躍、高い実力を示していた渡邊雄太選手。高校卒業後にアメリカ留学、一年間のプレトップスクール生活を経て、2014年にジョージ・ワシントン大学へ進学しました。

大学最終年には、大学チームの三人のキャプテンのうちの一人に就任、チームのエースとして活躍しました。アメリカ留学以降、常に高いパフォーマンスを見せており、在学中からワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなどのメディアに特集記事が掲載される、注目の選手でしたよ。

メンフィス・グリズリーズと契約

大学卒業後、渡邊雄太選手はブルックリン・ネッツの一員としてNBAサマーリーグに参加、1試合平均24分出場に9.4得点と結果を残すと、その後メンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約(NBAトップチーム、傘下チームの両方に所属する契約)を結びました。

NBAプレシーズンゲームでは、新人ベストプレーに選出されるダンクシュートやスリーポイントシュートなど、印象的な活躍を見せました。

2018ー19シーズン、日本人初の一試合10得点

2018-19シーズン開幕後、チーム5試合目で初めてNBA出場登録され、史上二人目の日本人NBAプレイヤーとなった渡邊雄太選手。自身10試合目の出場で自己最長の26分46秒プレー、かつ自己最多にして日本人初の10得点を記録しました。

同シーズンはNBAで15試合、平均11.6分に出場し、2.6得点、2.1リバウンドなどを記録。下部リーグでは33試合で平均33.9分に出場、14.1得点に7.2バウンドと結果を残しました。

2019ー20シーズン、下部リーグでエースとして活躍

自身二年目のシーズンはサマーリーグ中にふくらはぎを痛めるなどのアクシデントがあったものの、開幕後は下部リーグでエースとして活躍。22試合出場で平均17.2得点、5.7リバウンドを記録し、一試合40得点などもありました。

NBAでは前年を上回る18試合に出場、しかし有望な若手チームメイトに押され勝敗が決した場面での出場が多くなりました。平均出場時間は5.8分と大きく減り、2.1得点、1.1リバウンドとなりました。しかしフィールドゴール成功率や3ポイントシュート成功率は前年より良くなりましたよ。

FA後、トロント・ラプターズと契約

2019ー20シーズン終了後、FAとなった渡邊雄太選手は、翌シーズン開幕前のトロント・ラプターズのトレーニングキャンプに招待され、プレシーズンゲームを同チームでプレーしました。3試合出場で1試合平均9.9分に出場、4.7得点に3.3リバウンド、フィールドゴール成功率は57.1%を記録しました。その後トロント・ラプターズとツーウェイ契約を結び、開幕ロースターにも残りましたよ。

2020ー21シーズン、キャリアハイの50試合に出場

2021年の1月1日の試合で移籍後公式戦初出場、1月29日の試合では24分間出場しキャリアハイの一試合12得点を記録した渡邊雄太選手。その後も初先発や自己最長の27分プレー、キャリアハイを更新する一試合21得点など活躍、4月19日には活躍が評価されツーウェイではなく正式契約となりました。

結果的に、渡邊雄太選手はこのシーズンで自己最多の50試合出場、1試合平均14.5分に出場、4.4得点、3.2リバウンドを記録。3ポイントフィールドゴール成功率は40%、フリースロー成功率82.8%なども含めて、多くの数字が今に至るまでで自身最高の数字となっています。

2021ー22シーズン、怪我やコロナに苦しむ

プレシーズンマッチ期間に左ふくらはぎ痛を負い、自身のシーズン初出場はチーム19試合目まで遅れた2021-22シーズン。12月13日の試合では12得点に11リバウンドで自身初の「ダブル・ダブル」を記録、12月26日の試合では37分間出場で26得点、13リバウンドを記録するなど活躍しました。

しかし2022年1月にコロナウイルスに感染、その影響もあってか調子を落とし、プレータイムも減少しました。同シーズンは38試合出場で1試合平均11.7分に出場、4.3得点、2.4リバウンドという数字が残りましたよ。

再FA後、ブルックリン・ネッツと契約

2021ー22シーズン終了後、再びFAとなった渡邊雄太選手。かつてサマーリーグに参加したブルックリン・ネッツとトレーニングキャンプ契約を結びました。プレシーズンマッチでしっかり結果を残し開幕ロースター入り。シーズン開幕後も同チームで活躍していますよ。

代表でも活躍

高校2年生の時からバスケットボール男子日本代表のトップチームに選出されていた渡邊雄太選手。リオデジャネイロオリンピック世界最終予選にも出場しました。

2019年FIBAワールドカップ中国大会では本戦5試合で平均32.4分に出場、15.6得点、5.6リバウンド、1.6アシストを記録。2021年東京オリンピックでは本戦3試合全てで35分以上に出場、平均17.7得点、8リバウンド、2アシストを記録しました。

最後に

今回は渡邊雄太選手のこれまでの成績などについて紹介しました。

日本の誇りとしてNBAで活躍をつづける渡邊雄太選手。これからもますます飛躍してほしいですね!