2022年8月13日(土)、14日(日)に大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』の10周年を記念して、Vリーグと漫画のコラボイベントが開催されました。Vリーグで活躍する人気選手たちが漫画のキャラクターと同じ髪型やポージングを披露したり、作中に基づくコラボマッチを実現させるなど、ファンにはたまらない2日間となりました。このハイキューコラボがきっかけで、Vリーグに興味を持ち始めた方も多いはず!
今回は、漫画さながらの迫力が楽しめるVリーグの注目してほしい男子チームを3つ紹介していきます。
Vリーグとは?
「Vリーグ」とは、2018年から日本バレーボールリーグ機構が主催するセミプロバレーボールリーグです。世界に通用する選手たちの育成や競技自体のレベルアップをはかると同時に、多くの人にバレーボールの魅力を知ってもらうために発足されました。
サッカーのJリーグ同様、男子は「V1(10チーム)」「V2(10チーム)」「V3(10チーム)」の3部構成、女子は「V1(11チーム)」「V2(12チーム)」の2部構成となります。チーム総当たり戦で行う「レギュラーラウンド」と、レギュラーラウンドの上位3チームによる「ファイナルステージ」の二段階方式で試合が行われ、それぞれの部内の下位2チームと上位2チームによる「チャレンジマッチ」の入替戦で昇格・降格が決定します。
迫力満点!Vリーグ男子注目チームはどこ?
ここからは、ハイキューコラボマッチにも出場した人気選手たちが多数所属する、注目のV1男子チームを紹介します。
ジェイテクトSTINGS
- ホームタウン:愛知県刈谷市
1958年にトヨタ自動車関連会社・ジェイテックが創部した「ジェイテクトSTINGS」。チーム名の「STINGS」には、鋭い針で攻撃するという意味があり、鋭いプレーで相手に恐れられる強いチームになるよう名付けられました。2019-20のリーグ戦で初優勝を飾り、その後も好成績を残している実力派チームです。驚異のジャンプ力を誇るビックサーバー・西田有志選手や、司令塔として冷静な判断を下す敏腕セッター・関田誠大選手が所属。2022年7月1日には、日本代表チームキャプテンの経験を持つバレー界の貴公子・柳田将洋選手が入団し、今季最高の“ドリームチーム”との呼び名も高い注目チームです。
パナソニックパンサーズ
- ホームタウン:大阪府枚方市
電子機器メーカー・パナソニック社内のバレー愛好家が集まり創部された「パナソニックパンサーズ」。「パンサーズ」という名前には、動物のヒョウのように俊敏で勇敢なプレーでコートの中を駆け回るチームになるという意味が込められています。昨季では惜しくも優勝を逃しましたが、ファイナルステージ常連の強豪チームです。日本バレー界を牽引してきた清水邦広選手や、親しみやすいキャラクターで人気の深津英臣選手が長きにわたり所属。日本代表きっての長身を誇る山内晶大選手や、大竹壱青選手もチームに華を添えています。チームをまとめるのは、フランス代表監督を務めた世界的名監督・ロラン・ティリ氏。持ち味である明るさを生かし、チーム一丸となってトップを目指します。
東京グレートベアーズ
- ホームタウン:東京都
昨季で活動中止を発表した「FC東京」を、時代の最先端を行く消費財メーカーの(株)ネイチャーラボが譲り受ける形で発足した、V1男子初のプロチームとなる「東京グレートベアーズ」。2022年6月に出来たばかりの新チームとなります。チーム名はおおぐま座が由来となっており、おおぐま座の一部である北斗七星のように、星の繋がりを選手とサポーターの繋がりに例え、バレーボールの魅力を発信していくという想いが込められています。様々な企業とのコラボ企画やプロ契約を結んだ選手たちが積極的にSNSで活動を発信するなど、話題性が抜群の注目チームです。プロチームならではの自由な発想で、思いもよらないプレーが飛び出すのではないかと期待してしまいます。
2022~23年・男子Vリーグ 日程
V1男子の10チームがしのぎを削りながら熱戦を繰り広げる「2022-23 V・LEAGE DIVISION1MEN」。気になる今季のVリーグ 日程はこちらです。
- レギュラーラウンド/2022年10月22日(土)~2023年3月26日(日)
- ファイナルステージ/2023年4月8日(土)~2023年4月23日(日)
- チャレンジマッチ/2023年4月8日(土)、9日(日)
まとめ
今回は、Vリーグ男子の注目チームを紹介しましたが、気になるチームはありましたか?『ハイキュー!!』人気やハイキューコラボから、競技人口も徐々に増えているバレーボール。体育館での迫力のある試合を体感することで、さらにバレーにハマること間違いなしです!少しでも興味を持った方は、ぜひ会場に足を運ぶことをお勧めします。